今回で7回目となる港川学童クラブねぶた作成は 例年通り夏休みを利用し、夏休み明けの9月の最初の日曜の 港川学童クラブ「夏の縁日」の発表に向けて 根路銘まりこ師匠(学童卒所児童のお母さん)のもと 指導員・学童親子で参加し、制作日数は約3週間(1日2時間)でした。 今年のテーマは「女形」 隣の町の宜野湾市に言い伝えのある「羽衣天女」を作成することとなりました。 正面は夜空を舞う(翔ぶ)羽衣をまとった天女をイメージし、 背面に「送り絵」を試み、松と赤花(ハイビスカス)を描きました。 ワイヤーで形つくりしながら子供もタコ糸で巻きも上手になってきました。 色塗りに子ども達の側で保護者が笑顔でアドバイスしていたり 今年学童に入所された(ねぶた初体験)方に 「明かりが灯された時の色は、格別だよ」と語る姿も印象的でした。 夜の学童広場で光りが灯された時は、 きれいに浮かぶ羽衣天女に「わぁー、すげー!」と子供たちの歓声と 笛の音をBGMにねぶたの周りで跳ね人もありと、 今年も夏を締めくくることができました。 現在「羽衣天女」は、銀行の窓口で花嫁修業も終え 宜野湾市内の中学校に嫁入りし、文化祭に展示していただきました。
『人型』と『指』を作成しようと目標をもち、飲料水のオマケに着いていた フィギアをもとに、今回のねぶたは『閻魔様』に決定しました。 約一ヶ月間、試行錯誤また、本場の助言も頂きながらの完成となりました。 完成後は、学童の15周年記念祝賀会で披露し、点灯したねぶたの廻りで 「らっせーらー、らっせーら」と跳ね踊りました。とても感動しました。 その後、浦添警察署に寄贈することになり、地域の安全と飲酒運転撲滅を 呼びかけに役立てることとなりました。 昨年に続き、親子で製作に参加する機会に恵まれとても有意義な 時間を過ごしました。 来年に向け、学童の関係者とあれやこれやと話題も尽きません。
との事でした。製作から祭まで子供も大人も一緒に参加できるのが『ねぶた』の いいところです。これからも毎年続けてほしいです。