内山龍星製作青森ねぶた東京国体に「出陣」
国体開会式会場近くで行われた「東北六大祭り in 東京」で、訪れた観客を魅了した青森ねぶた
=28日午後8時半ごろ、東京都調布市
青森ねぶた、東京国体に出陣─。
第68回国民体育大会「スポーツ祭東京2013」
の総合開会式会場近くの競技場(東京都調布市)で28日夜、青森ねぶた祭など東北6県の
伝統的な夏祭りを披露するイベント「復興祈願 東北六大祭り in 東京」が行われ、
約6500人の観客が祭りの熱気を満喫した。
今国体は「とどけよう スポーツの力を東北へ!」を合言葉に、東日本大震災の復興支援も掲げている。
六大祭りは国体実行委員会の主催で、ねぶた祭のほか盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、
秋田竿燈(かんとう)まつり、山形花笠まつり、福島わらじまつりの6県の祭りが登場した。
秋の訪れを告げるひんやりした風がそよぐ中、祭りは長さ12メートル、
重さ50キロの竿燈を力強く立ち上げた秋田竿燈でスタート。ねぶたはトリを務め、
東京ねぶた連合会のはやしに合わせて約200人が会場を練り歩くと、観客席から盛んな歓声と拍手がわいた。
家族3人で訪れた東大和市の会社員森下知則さん(37)は「初めてねぶた祭を見たが、迫力がものすごい。
ぜひねぶたの時期に青森で見てみたい」と話していた。