17インチ仕様 サイドスタンドの交換




 偶然見つけたカワサキZX-9Rの中古サイドスタンド。長さは約240ミリで、軽量な中空パイプで作られており、角度、スプリングの取付位置ともに、カタナに流用するにはベストなスタンド。

(使用パーツ)
・カワサキ純正/34024-1345 スタンド、サイド
・  〃     /92144-1818 スプリング、サイドスタンド(2本)
・  〃     /92059-1961 チューブ、14×17×50
 サイドスタンド戻し忘れ防止スイッチを押すステーとスタンド踏み降ろし用のバーの溶接は友人に依頼した。(加工屋MHさん、いつも快く引き受けてくれて、ありがとうございます!)
 必要な加工が終了したZX-9Rのサイドスタンド。しかし、実際に取り付けると踏み降ろし用のバーと地面接地部の皿の間にブーツのつま先が挟まってしまうという問題が発生し、踏み降ろし用のバーをサイドスタンドとの溶接部から切り離し、バーを最適な位置に再度溶接してもらった。やはりワンオフ加工は現物合わせが必要だ。(加工屋MHさん、何度もゴメンナサイ!)
 塗装後にカタナに取り付けたZX-9Rのサイドスタンド。
 サイドスタンドを収納した状態。長さ、角度、シフトペダルとの位置関係ともに問題なく、シフトチェンジのときにブーツのつま先がスタンドに接触することはない。サイドスタンド製作3本目にして、やっと理想のスタンドに巡り会えた。
 今までに製作した2本のサイドスタンドと純正サイドスタンドを並べた様子。画像(上)は、カワサキ/エストレア250用(全長約220ミリ)で、リアの車高を上げずに、ホイールのみ17インチ化したいわゆる車高短のカタナに最適。画像(中)は、カワサキ/ZXR750(GPX750)用(全長約270ミリ)で、前後18インチ化したカタナに使えるが、シフトチェンジのときにブーツのつま先がスタンドに接触するため、シフト操作がやりにくくなる。画像(下)は、スズキ/GSX1100Sカタナ用(全長約290ミリ)で、バックステップを取り付けると、これも同じようにシフトチェンジのときにブーツがスタンドに接触してしまう。