17インチ化の際のリアショックの交換とレイダウンにより、リアの車高がかなり上がり、
それにともない、画像のようにスイングアームの垂れ角がかなり大きいものとなった。
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この状態では、ドライブシャフトとスイングアームのピボットシャフト、そしてリアホイールのシャフトの3点が一直線になったときにチェーンが最も張るように調整すると、標準値よりもチェーンの遊びをかなり大きく取らなけれならない。
しかし、チェーンの遊びを大きく取ると、画像のように、人が乗っていない状態では、チェーンがフレーム下部のパイプと接触する。人が乗って体重かかかると、リアの車高が下がってチェーンの遊びが少なくなるため、走行時にフレームにチェーンガ干渉するようなことはないが、加速時にアクセルを急に戻したりすると、チェーンがバタつくような異音が聞こえることがあった。
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そこで、車高の高いオフロード車には当たり前のように付いているチェーンローラーを取り付けることにした。今までは、カタナにチェーンローラーを取り付けるためには、パーツをワンオフで製作する必要があると思っていた。しかし、先日雑誌を読んだ際に、カスタムで有名なショップからカタナ用にパーツが市販されていることを知った。
(使用パーツ)
・ノーブレスト/品番SM-015DSK ドライブチェーン・ローラースライダ(GSX1100刀用) |
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さっそくパーツを取り寄せて、フレームのセンタスタンドステーを利用してブラケットを取り付けたが、チェーンがローラーの中心を通るように調整するためには、付属の5ミリ厚のスペーサーを、手持ちの2ミリ厚のスペーサーに交換する必要があった。
このチェーンローラーの取り付けによって、チェーンからの異音がなくなればいいのだが……。
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チェーンローラーを取り付けた後、走行距離にして約50キロ程度乗ってみたが、感想は「半分満足、半分後悔」と言った感じ。
満足している点は、当初のねらいどおり、スロットルを急に戻したときや、大きなギャップを通過したときなどに発生していたチェーンのバタつきがなくなったことで、後悔している点は、摺動音のような大きな異音が常にローラーから発生すること。
移動のために、バイクを押して歩いてみてわかったことだが、この音は、チェーンがローラーの表面をスリップしたり、ベアリングが回転することによって発生する音ではなく、チェーンのコマがローラーに当たって発生する打音が連続したもの。
走行時に、スロットルを開いている分には、この音はあまり気にならないが、街乗りで、スロットルを戻して信号停止するときに、音がかなり気になる。
結局、減速時の音に耐えられず、このパーツは後日取り外してしまった。 |