まさ まずは朝早く魚売り。行商人だな。

GM 朝っぱらから『あやめや』ですか?

小龍斎 朝飯食べにって事で。

郡司 いちおう夜には(春風と)会ってるから。こっち(小龍斎)とは会ってない。

GM 春風と?

春風 ん? だから、『ごーゆー』帰りに郡司のところに行って、おさくらの絵見せてから総次朗の絵を見せたの。

郡司 総次朗の絵見てニヤリとする。あえて何も言わないけど。ニヤリ。

(この先、間があいてから春風とまさの『ごーゆー』と豪遊に関する漫才が続く。)

GM 了解。

郡司 総次朗に会いに行こう。

GM うん。

郡司 「昨日、別の仕事でここに忍び込んだ者がいたが、それは俺の仲間だ。」

GM 「だろうな。」

郡司 「顔は見ているだろうから、またここに入るような事があれば見逃してくれ。」

GM 「もうずいぶん見逃したがな。」

一同 (爆笑)

GM 「普通なら斬っていたぞ。」

郡司 まあまあ。ついでだから聞いちゃおうかな。

GM 何?

郡司 熊平とヤス吉の事。

GM 彼らには前に一度会ってる。前っても三吉が死ぬ前だけど。

郡司 ああ。

GM 金を借りたらしい。

郡司 金? 総次朗が?

GM 何で総次朗が金借りなきゃいかんのよ。ヤス吉がだっつーの。

郡司 ああ、そうか(笑)

GM 借りたのかもらったのかはわかんないけど。

郡司 お金を受け渡すところをちらっと見たんだ。

GM そうそう。

まさ 小龍斎を襲った忍びの事は総次朗は知ってるの?

GM 知らないみたい。

小龍斎 ヤス吉も借りてたのか。

GM しかも、かなりの額。

(プツッ。テープが止まる。これで2時間経過。)

GM 次の日。

まさ 朝は必ず俺のシーンから始まる(笑)

春風 それ毎回やってるから視聴率とれないな。たぶん今度からそのシーン、カットになるぞ。

まさ まーんぼーっ!!(笑)

一同 (笑)

小龍斎 さあ、どうしようか。

まさ お侍さん見つけるのが大変そうだな。

郡司 いや、遊郭の前で張り込んでれば駕籠に乗ってえっほ、えっほって来るんじゃない?

小龍斎 その時点だとまだ頭巾被ったままだな。顔は見てるけど。

GM ようは帰りをつければいんだけど、前に(潜入に)失敗してるから後は来るまで張り続けるしかないでしょ。

小龍斎 うー。

GM 効率良くするなら熊平を張って、遊郭に来ればその日は来るだろうと。

郡司 わは熊平に顔憶えられてるから張りこみはできない。

GM 張りこみできるのふたりしかいないでしょ。

まさ 熊平とは面識がない。中に居た人からは情報聞いたけど。

春風 ああ。

まさ 午前中は仕事あるから、わは午後だ。

春風 ま、いいだろう。似顔絵屋でもやりながら張りこむか。

GM じゃあ<運>チェックして。

春風 倍率、ドン。

GM 3倍。

郡司 さらに倍(笑)

春風 おお、それいいねぇ。 …失敗だ。

GM なら、客が「下手くそだ。」と言って帰っていった。

春風 (何で<運>判定?)ちっ、「お主に芸術などわかるまい。ばかもの。」

郡司 ばかものまで言われるのか。(笑)

まさ そっち(郡司と小龍斎)も何か動けば? 本業に戻ってもいいし。

春風 何なら湊屋のほう、ヤス吉のほうでも見ててくれれば。

小龍斎 ほとんど家にいないかんじだからなぁ。

まさ 金なくなんなきゃ帰って来ないからむずかしいぞ。

小龍斎 ちょっとケガもしてる事だし、本業に戻る。

GM であれば、その日の宵5つ(午後8時)熊平様が駕籠に乗ってえっほ、えっほ。

まさ それをつける。 <追跡>やるの?

GM <追跡>やるの。

まさ 成功。

GM では、『ごーゆー』に着きます。

まさ ならば、それを知らせに…

春風 あれ? 入るんでないの?

まさ わ、わが入るんずな。おいおいおい。

一同 (笑)

GM 忍び込むんでないの?

まさ まいねーじゃよーっ!

郡司 何だ。もぐんねーのか。

GM 隠密しねーの?

まさ できないんだっつーの。隠密は。

郡司 しょうがない、俺が入るよ。

小龍斎 まささん入らないなら、その連絡あったんでしょ。私は外で待機。

郡司 じゃあタイミング見計らって入る。いちおう<隠密>は成功。

GM では、彼は三階のいい部屋に入っていく。そこにはヤス吉もいる。

郡司 同じ部屋に?

GM そう、同じ部屋に。

郡司 よし、<聞き耳> …成功。

GM そうすると、「遅いですね、志村様は。」と言ってる。

一同 志村!

GM んで… あれ?結局全員『ごーゆー』に来てるの?

春風 そう。『ごーゆー』の前で羨ましがってる。「えーのー。」って(笑)

郡司 娘探しに来てるのか。(笑)

GM そうすると、頭巾を被った人物が君達の前を通って『ごーゆー』へ入っていく。当然、駕籠で来てるけど。

小龍斎 出て来たところをつけるつもりで外で待つ。

GM んで、「待たせたな。」と言いながら部屋に入る。 …<聞き耳>

郡司 成功。

GM 「いつもの物をお納め下さいませ。」と言って和紙に包まれた黄金色の菓子が。「ほんの気持ちでございます。」

郡司 うーん。

GM 「今度は兄キの番だな。今頃は… はっはっはっ。」とヤス吉は高笑いだ。

小龍斎 これって、つまり湊屋さんが危ないって事だな。

春風 確かに。でもうちらはその事実は知らない。

GM 「兄キは俺にとって邪魔者だ。熊平さんには面倒見させてもらいますよ。」
   ってヤス吉。さらに熊平が志村様に「次の仕入れで荷は違う物が入りますので
   そのへんはよろしくお願いします。」と。

小龍斎 ほほう。明細と違う物が、御禁制の品が着くんだな。

GM そういう事だ。

郡司 それ以上会話はなかったの?

GM そういう話をだらだらとしている。んで、「越後屋、お主も悪よのぉ。」
   「いえいえ、お代官様ほどでも。」といういつものセリフ(笑)

郡司 よし、わかった。とりあえず外に出る。

GM じゃあ、<隠密>

郡司 成功。

GM <殺気感知>

郡司 余裕で成功だぜ。

GM であれば、君の後ろに何か光るものが見える。

郡司 光るものがある(笑)

小龍斎 やばい、きてますよー(笑)

郡司 ならば、逃げる。

GM 逃げるのか。イニシアティブだ。

郡司 (GM側は18)16だ。

GM こちらは攻撃する。ちなみに武器は短刀。

郡司 しょうがない、十手を出すか。

小龍斎 どういう格好の人?

GM いわゆる黒装束の人。

まさ 忍者君ですか。

GM (攻撃が)失敗。

郡司 なら、逃げる。

GM ずいぶん離れた。次にイニシアティブを取れれば逃げれる。

郡司 なるほど。 …15だ。

GM こっちは14だな。

郡司 逃げる。

GM 逃げた。逃げ切った。何とか『ごーゆー』からは出れた。

郡司 みんな居るのわかる?

GM わかる。みんな羨ましそうに『ごーゆー』を見てるから。

まさ おーっ、いーなー。『ごーゆー』だよ(笑)

春風 その場から離れられない。熱い眼差しを送っている(笑)

郡司 俺自身は遊郭から離れるから。『あやめや』方向に移動する。

春風 四半刻(30分)したら動く。しぶしぶきびきびと(笑)

郡司 とりあえず『あやめや』に一回行って、源八に今聞いた話を手短にする。なんか、湊屋の若旦那が危ないと。

GM 「何、本当か。」

郡司 うん。だから今行ってくる、みたいな。

GM 「よし、まかせた。依頼主はその人物だ。」

郡司 ニヤリとしながら行く。何でニヤリなんだか(笑)

小龍斎 つまり、三吉を殺す手引きをしたのがヤス吉と越後屋なんでしょ。

GM 黒幕はどっちでみればいいのかな? それとも頭巾の男?

まさ みんな悪い奴だ。

小龍斎 越後屋とヤス吉がなんでくっついてるのかがわからない。

GM ヤス吉にとっては三吉と兄が邪魔だった。熊平にとっては御禁制の品に手を
   出してる事が湊屋にばれて奉行所に訴えられそうになってた。

郡司 なるほど。ただ、志村様がまだ何者なのかわからない。

小龍斎 それはおいおい調べるとして、仕掛ける準備をしてもいいの?

GM ちょっと待った。(郡司に)湊屋に行くんだよな。

郡司 湊屋。

GM 湊屋に着くと何か騒動になってる。

郡司 騒動になってる? とりあえず目明し格好で中に入るか。

GM 「大変だ、若旦那様がぁ!」とか言ってる。

郡司 「何っ!」って奥に入っていく。

GM そうするとですね、若旦那が首の後ろから血を流して倒れている。

郡司 あー、三吉と同じ殺され方かな?

GM そう思っていい。

郡司 <殺気感知>する。 …成功。

GM 殺気は感じない。

郡司 「遅かったか……。」

春風 さっき移動するって言ったけど、キャンセルだ。頭巾の男が出て来るまで待機。

GM わかった。まさは?

まさ ひとまず、越後屋のところに行ってみる。

小龍斎 三人ともまだ中に居るの?

GM ヤス吉は出ない。ヤス吉は出ないけど熊平と頭巾の男は出て来る。

小龍斎 頭巾の男をつけてみたい。

春風 ならば、小龍斎の後をつけていく(笑)

GM <追跡>

小龍斎 <追跡>…振り切られたりして。…成功。

GM さらに<勘>やって。

小龍斎 <勘>も成功。

GM であれば、同じ駕籠がもうひとつある。

小龍斎 へ? 2ついる?

まさ 二手に分かれないと。

小龍斎 分担っすか。

春風 AとBと?

GM 壱と弐にしてくれ(笑)

まさ 確かに。それは言えてるね(笑)

小龍斎 壱。弐をまかせるというかんじで。

春風 残りもの…

GM 二人とも<勘>判定して。

春風小龍斎 失敗。

郡司 最悪だ(笑)

GM であれば、壱番は大きな屋敷の前で止まります。

小龍斎 何! どちら様のお屋敷だ?

GM 表札に志村って書いてある。

小龍斎 志村。あれ、わはその名前聞いてなかったな。

GM その裏門から入っていった。

小龍斎 志村様ですか。

GM 弐番のほうは、そば屋の屋台の近くに止まって二人ともそばを食べ始める。

春風 おおっ! そばぁ、いいねぇ!(笑)

一同 (笑)

まさ びんぼうになるよ(笑)

春風 大丈夫だ。具入りそばでも24文ぐらいだ。んで、駕籠屋に話し掛ける。

GM 「何でしょう?」

春風 「御苦労じゃな、なかなか大変そうじゃのぅ。」

GM 「いや、そうでもないっす。今、ずいぶんいい金稼がせてもらいましたから。」

春風 「ほう、それはそれは。」

GM 「いやぁ、ただ空の駕籠を運んでればいいって話だったので。」

春風 「いやー、それはボロ儲けじゃな。」

GM 「いやー、儲かっちゃいましたよ。一両ですよ、一両。はっはっはっ。」

春風 「ほう、それはそれは。はっはっはっ。 ……おごってくれ。」(笑)

GM 「いや。」(笑)

春風 こっちはダミーだったか。しょうがない、そのままそばをじゅるじゅるって食ってるか。

まさ 越後屋は帰って来てるんでしょ。

GM 帰って来ますよ。

小龍斎 待って、先に志村様の屋敷に潜入してみたい。どういう人物なのか調べたい。

GM <隠密>ね。

小龍斎 …失敗。やばいな、早々に退去しないといけないのか。

GM <殺気感知>

一同 (笑)

小龍斎 成功だ。

GM ならば、またしても後ろに光るものが見える(笑)

一同 (爆笑)

小龍斎 またお目にかかってしまった(笑)

(この場も何とか逃げ切った小龍斎だった。)

小龍斎 志村様はあまり追及しなくてもそのうちわかるだろう。

郡司 今日は夜勤で『あやめや』には帰れないな。…ところでこの『あやめや』騒動ってみんなの耳に入ってるの?

GM 『あやめや』騒動じゃなくて湊屋騒動だっつーの。

郡司 あ、そうそう、それ(苦笑)

GM 晩だからわからない。

小龍斎 それでは『あやめや』に戻って「例の頭巾の男は志村様というらしいが誰か知ってるかい?」

春風 「志村? 知らんのぉ。」

まさ 「知らないな。」

春風 「何者じゃ?」

小龍斎 「明日、付近で世間話でもすればわかるだろう。」

春風 ならば明朝。