オイルクーラー フイッティング部のオイル漏れ修理 オイル


 オイルクーラーの向かって右側のフィッティング部からのオイル漏れが発生するようになった。漏れる量はさたいした量ではないものの、じわじわと滲んできたオイルがフィッティングからしたたる位の量になってきたので、そろそろ修理が必要であると判断。
 オイル漏れの原因は、昨年末にオイルクーラーのコアのみを新品の13段ラウンドタイプ交換したのだが、ホースやフィッティングはそれまで取り付けていたパーツをそのまま接続したので、オス側のユニオン部とメス側のフィッティング部の完全な密着が得られなかったためであると考えられる。増し締めをしてみたものの、オイル漏れが悪化する一方になってしまった。 
 オイル漏れ修理のために事前に用意したアールズ純正のコニカルシール(#8)。このアルミ製のシールを傷ついたユニオンとフィッティングの間に挟んで、両者の密着状態を回復させる。

(使用パーツ)
・アクティブ/169108  コニカルシール #8 (4個入)
 フィッティングをオイルクーラーのコアから取り外した後に、コアのユニオン部にコニカルシールを取り付けた状態。フィッティングを取り付けるときにずれ落ちたりしないように、また締め付け時のカジリを防止するために、予めグリスを極少量塗ってから取り付けた。
 あとは元どおりにフィッティングを取り付け、7/8インチサイズのスパナでフィッティングを締め付けて修理は完了した。
 修理後のテスト走行の結果は良好で、オイルの滲みや漏れがピタリと止まってしまった。コニカルシールの交換だけで、あっさりとフィッティング部からのオイル漏れを改善することができた。