電脳写真散歩タイトル
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沖館川に映る森林博物館

煙草を買いに出たついでに、デジカメを持って散歩しました。沖館川に沿って土手の散歩道があります。川向こうに篠田小学校と青森工業高校の校舎、こちら側の土手下には工業高校の野球練習グランドがあって、野球部員の掛け声とグラブに球のおさまる「パシッ」という乾いた音を聞きながら川下へと歩いて行くと、突然ゴォーン…と頭上に爆音がしたので見上げると、旅客機が意外に近く大きく現れ、海の方へ飛び去りました。かもめが餌を探しているのか、このあたりまで飛んできて輪を空中に描いています。春の柔らかな日差しに緑の屋根と水色の外壁の洋館が鈍く反射し、川面には少し雲が出てきた空と、建物の影がゆらめいていました。
もともとは明治41年(1908年)に青森大営林区署(営林局)庁舎として建設された青森森林博物館は、青森市には数少ない木造の洋館で、瀟洒な佇まいがすてきなスポットです。森や木にかかわる展示や学習教室があるのですが、室内楽や室内合唱などのコンサートがここで開ければなかなか楽しそうだな、とも思います。
戻り道、さっきはいなかった水鳥(鴨?)のつがいが二組、のんびりと水面を泳いでいました。

 

 

沖館川と森林博物館

 

2004年4月5日撮影
         

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