チャイブはゆり科の植物で、玉ねぎに似た香りがします。チャイブの歴史は古く、3000年も昔の中国で栽培されていた記録が残っているそうです。ヨーロッパでガーリックチャイブと呼ばれているのはニラのことです。花は冬を越さないと咲きませんが、とても可愛いお花をつけます。丈夫なハーブで虫も付きません。
玉ねぎに比べて、香りも辛みもまろやかでくせがないので、洋食だけでなく和中といろいろな料理に合います。小口切りにしてスープやサラダ、マリネ、そばやうどんにもどうぞ。私は冷奴やお素麺お素麺に愛用しています。チャイブの花も食べることが出来ますが、ドライにしても色あせないので、リース等に使えます。
強い乾燥や日差しに弱いですが、日陰でもよく育ち丈夫です。夏場は水を切らすとすぐ茶色く変色してしまいますのでご注意を。収穫は2年目から。収穫時は根元から3cm位残して切り取ります。開花すると葉が堅くなるので花芽を早めに摘み取ります。
深さのある鉢に植えると観賞用になります。