2013年 釣行日記 その1
5月25日 夏泊8:30〜11:30
昨年は書き込みをほとんどしませんでしたので、反省を含めて今期はきちんと更新して行きたいと思います。今期のスタートは、6月中旬頃まで可能なアブラメゲームから開始。干潮9時半と少し遅いながらもいつもの地磯へ向かい、本命ポイントにいきなり入り状況を把握しようと水温を計ると10度?・・・今日は1尾取れるかどうかのゲームになることを覚悟する。早々に軽い当たりと共にワームの尻尾をちぎられる。フグがもう泳ぎ回っているとは聞いていたが、さらに出鼻をくじかれる形となった。結局本命ポイントでは、フグの生命感だけで気持ちは少し折れかけていたが、いつも最初に入るポイントを探ってから帰ることにした。ポイントに着いて、目の前の沈み岩の後方へワームを振込みリール巻き始めると1投目で答えが返ってくる。残念ながら手応えを残しただけでフックオフとなったが、これで俄然やる気が出た。対岸へロングキャストし、タダ引きを繰り返したが反応がないので、根がかりしない程度にレンジを下げるため、ストップ&ゴーで探るとワームが底へ落ちていく時にゴンと当たりがあり、間髪を入れずに合わせる。8.6Fのベイトロッドが絞り込まれ、魚が抵抗する感触が伝わってくる。久々の感触だ!奴は34cmのアブラメだが、大きく見えた。某店で買った298円の半信半疑のスイミング系ワームが輝いて見えた。初物なので一時は魚をキープしたが、結局この1尾だけだったので、最後にリリースした。
6月8日 夏泊7:30〜8:50
今日は楽釣かなと予想したが、最初のポイントでは全く反応がない。水温15.5℃と少しアブラメには高めの水温だが、活性も高いはずと別のポイントへ移動中、渡渉しようとした際に足を滑らせて前のめりに転ぶ。幸いケガは足を擦りむいた程度だったが、ベイトリールのサイド側を岩に擦り、キズがつく。気をつけて歩いていても、やはり磯場は海藻で滑ることが多々ある。安全第一で楽しみましょう。
6月23日 油川沖5:00〜11:00
今年初の鯛釣りにいつものメンバーと出かける。中層狙いしか考えていなかったが、予想はすぐに否定されてベタ底でアタリがある。それだけ水温が上がっている証拠だが、私が掌サイズを釣り上げたのをきっかけに小鯛のラッシュが始まる。不思議と右舷の真下にアタリが集中し、みんなで入れ替わり小鯛と格闘する。そんな中にもたまに30、40クラスも混じるが、あまりに釣れるため、仕舞いにはリリースし出した。新調のテンヤロッドの魂入れも完了し、何投目かのキャスティングで、糸ふけを取っている最中にアタリがきた気がして、ラインを張ると竿先が引き込まれる。初っぱなから大鯛の感触を味わうことができた。それがその日の最大サイズ62cmであった。折角のテンヤロッドだが、この日はエビには全く反応せず、エビとイソメのダブルでもダメで、イソメだけにするとすぐアタリがある。しかしエビを吐いた小鯛がいたことから、エサとしているエビのサイズが小さいからテンヤエビが大きくて反応しないとしか考えられない。マッチ・ザ・ベイトなのだろう。結局、エサがなくなり、早上がりとなる。次回は7月の釣りになるが、今年初シーバス狙いになるだろう。
7月6日 15:00〜19:30
いよいよシーバスゲームをスタートした。いつもの深浦へとむかったが、時合が良い訳でもなく悪天候を気にしながらも、とにかくルアーをキャストしたかった。予想通りに何事もなく終了。
7月13日 七里長浜16:00〜19:00
このところ、七里長浜での好釣果を耳にしていたので、とりあえず様子を確認しておきたかった。かねがね気になっていたことだが、七里長浜では夕マヅメ狙いはありなのかということ。それでとりあえず行ってみたが、海はベタ凪でノー感じ。時折遥か沖でベイトがモジっていて、何かに追われている様子はなく、同じ場所を回遊している模様。あれこれやってみたが、状況に変化なし。無数のめだかサイズのベイトを確認しただけ。
7月20日 深浦 2:00〜5:30
潮回りから朝マヅメ狙いで出かけたが、またもベタ凪。闇夜に絶対の信頼をおくルアーにも反応なし。やはりダメかと疲労感だけが残る。ベイトの活性は上がっているようなので、あとはタイミングなのだが、ここは夕マヅメ狙いに分があるような気がする。
7月23日 深浦 2:50〜6:00
今日は満月で二度目の満潮時の方が潮位は高いので、夕マヅメと合えば最高なのだが、残念ながら朝マヅメ狙いで出かけた。海はと言うとほんの少し波がある感じで、前回よりはマシな方。いつものように攻めていくと闇の中でショートバイトが2回同じ場所であったが、食い気のあるバイトではなく、フグ?という感じだった。それ以降は何事もなく夜が明けたので、普段はやらない場所をバイブレーションに変えてすぐ魚信があり合わせる。鯛以来の久々の生体反応を味わう如く、一気にリールを巻かずに軽くポンピングをしながら引き寄せる。上がってきたのは30cmのソゲであった。これで今日は満足し終了した。
9月23日 油川沖 5:00〜11:30
いよいよ終盤戦に入った鯛釣りもその一つ。開始早々に荒食いモードに突入し、40・50サイズが立て続けに釣れ、今日はエサがなくなり早上がりかなと思われたが、サイズが段々小さくなってくる。そのうちアタリがなくなる。あっという間の1時間で終了?その後はいつも通りの単発が時々だが、同行者に76cmも出る。やはり10月でないと爆釣は無理か・・・
9月25日 七里長浜 4:40〜9:10
これまでのところ今期のオカッパリは絶不調で、弟子の好釣果を尻目に全く精彩を欠いでいた。それは天候に恵まれない釣行が連続したこともあり、より難しい条件でのアプローチが続いた。何十年も釣りをしていれば、良い年も悪い年も当然あるのでしょうがない。変に考えずにただ継続するしかない。今朝の浜は波もほど良く、久しぶりにごっつあんですかなと予想したが、やはり甘くはなかった。ナブラ打ちを予想して、ジギングロッドも携帯しながら、最初はミノーで攻めるが、周りが明るくなってきた頃に射程範囲で小魚が逃げ惑っているのを見てしまい、ジギングのスイッチが入る。しかしショートバイトが2回だけで変化なし。気持ちはヒラメから青物へシフトしていたが、時間だけが過ぎる。浜を随分と移動したが、中でもベイトの跳ねが多い場所で粘る。諦めかけていた時、待望のアタリをとらえるが、引きが弱い・・上がってきたのは35cmほどのヒラメであった。ジギングでヒラメ?別にいいのだけれどなぜか落胆し、終了。
10月5日 七里長浜 4:50〜08:00
今期始めてのポイントは、昨年他のルアーマンが大型ヒラメを釣ったのを目撃した場所。そのことが脳裏に焼きついていて、いつ行こうかと思っていた。高い波が時折押し寄せるが、少しでも波の弱いポイントとベイトを探しながら、夜明けはシンキングミノーで探る・・・すぐに飽きる。やはりジギングで広範囲に探るのが手っ取り早い。浜を100m位移動したが、気になった所へすぐに戻る。ヒラメ狙いなら沖へフルキャストも必要ないのだが、とりあえず有に100mは飛んでいると思われるジグを角度を変えながらキャストしていく。目の前で小ベイトや小アジサイズのベイトの跳ねを確認し、やはり今日はここがベストポイントと確信していたが、見事に的中する。若干の濁りもあったので、ゆっくり目のジャークで誘いをかけていた時、ゴンというアタリをとらえる。合わせを入れるとロッドがいい感じにしなり、ドラグ音が鳴る。「いいサイズじゃない〜」独り言を言いながら重量感のある獲物は何かを口走りながら寄せる。シーバス・・エラ洗いしないので違う。残るは良型のヒラメか青物か・・・2度目のドラグ音が鳴るが、濁りのため獲物が見えない。後退しながらロッドから出るラインの先を目でたどると既に浜へ少し上がっていて、少し拍子抜けする。寄せ波でランディングすると49cmのヒラメであった。あと1cmで50・・惜しい・・とは言うものの過去の47cmを抜き自己最大サイズのヒラメではあった。今回のヒットポイントは岸際でなく、10m以上は沖だった気がする。前夜に奥様に翌朝は釣りに行くと言ったら、ヒラメの刺身が食べられるねと言われたので今回の獲物は持ち帰り、自分で捌き奥様に刺身を振舞う。 たまにはいいか・・・