標津郡標津町にある忠類川
忠類川サ−モンフィッシングへ
サケ・マスの釣獲調査という名目で釣りができますが、
事前に釣り許可証を所得する必要あり。(受付期間も決められている)一人1日5尾まで。1日券3500円は地元の指定店で購入する。
問い合わせは 標津町役場01538−2−2131か
         忠類川事務局01538−2−2341まで
私の泊まった宿・・民宿船長の家01538−2−3051
           温泉ホテル楠01538−2−3411
1995年9月14日晴れ
忠類川初釣行となったこの日、現地についたのが午前8時。最下流部には既にたくさんの釣り人がいるので、しばし河原に腰を下ろし釣り人達を観察していた。 ベテラン、初心者が混じり合う中での釣りは、リスクがあるので上流へ移動し、釣りを開始する。川底が黒々とするほど魚が見える中、ヒットはするもののフッキングしないことに焦りを感じつつも待望の一匹目をゲット。初めてのカラフトマスを手にした時、ニジマスではないのかと思わず叫んでしまった。何と魚体の美しいことか・・18g平均のスプ−ンはいくつか持参したが、どうもノリが悪いので地元の店のおばちゃんがお勧めの真っ赤スプ−ンに換えたところ、ヒット率が途端にアップした。(青森の釣具店では見たことないYOZURI製スプ−ン)  この日のカラフトマスの当たりは、ガツンという当たりではなく、竿先に重みを感じるもしくは根掛かりしたような感じのあたりが多かった。正味3時間位釣り、昼前に退散した。持ってきたカラフトマス3尾。民宿船長の家に戻り、サケが釣れなかったことを話すと宿の主人が「これから船でサケ釣りにいくか」と声をかけてくれたが、知床に行きたかったので丁重にお断りをした。 温かみのある宿であった。
1999年9月14日晴れ
現地着7時、またも出遅れポイントには先行者がたくさんいる。この年は北海道も猛暑と少雨で、サケの遡上も良くないとのこと。あきらかに前回とは水量も少なく、定番の18gスプ−ンは使えず軽めのスプ−ンを使用せざるを得なかった。 数日はカラフトマスのオスしかヒットしないという現象がおきていて、以前の倍の釣り人の多さも加えプレッシャ−と少水量からか魚の反応が悪い。
苦戦を覚悟し、前回より上流ポイントで釣り開始。  深みのポイントはまさに釣り堀状態で、いくら釣れるよと言われても普段だったら敬遠するところだが折角ここまできたのだからと竿を出す。
ガツンと初ヒットで12ポンドラインを切られる。岩に擦れたのだろうかと思いつつ、あちこちと好ポイントを求め、ダイワチヌ−クにヒット!相変わらず強烈なファイトを堪能する。 ランディングした魚を見に来た年輩の釣り人曰く「口にちゃんとヒットしてるね。今日はほとんどスレでしか釣れてないんだよ、ルア−何使ってる?」結局この日釣れたのは3時間でこの1尾だけ。  帰り際にも下流からきた釣り人に「どこで釣れたんですか」と聞かれる位この日はバッドコンディションだったようだ。
芸能人も来る位、有名になった忠類川のサケ・マス釣りだが、正直なところまた来ようという気には当分ならないだろう。
宿となった「温泉ホテル楠」は夕方以降、地元の人が温泉に入りに結構きていた。一応ホテルとなっているが・・・・。