☆ 井 戸 造り        top

(財)青い森みらい創造財団より補助を受け、2004年から井戸掘りを始めました。乾期にはいってからということで、実際に掘りはじめたのは11月頃から です。冬に行った時は単なる穴だったのに、2005年3月には、のぞき込むほど深くなり、8月には立派な井戸ができ上がっていました。さらに、11月の乾 期を待って、井戸の周りをコンクリートで固め、仕事をしやすいようにするのだそうです。あしかけ3年、なんとも気の長い話です。最初の頃は、いったいいつ から作業を始めるの?とちょっとイライラしたものです。日本では、機械を使ってあっというまに作り上げてしまうでしょう。作業を季節に合わせて行うという こと、今の日本ではほとんど無くなりました。とてものんびりした作業で、訪問する度に少しずつでき上がっていきました。このような体験、なかなかできない ものです。井戸掘りを3年に渡って楽しませてもらいました。素晴らしい演出です。貴重な体験でした。

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 井戸掘りというのはどのように掘るのか、まるで分かりませんでし た。単純に穴を掘ることから始まりました。
 かなり深くなりました。
 見物人かと思ったら、違います。穴の底で働いている人を見守っているので す。
 こまでできました。あともう少しです。
 仕上がりです。使える状態になりました。井戸の右に立っている人はサービスセンターの農 業専門家のドルガダ、後に腰かけているのは、運転手のカーシーダです。
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 子どもたちが、手を洗ったり、自分のナプキンやお皿を洗える様になりました。衛生環境が、向上しました。
 以前は、近くの沼に、洗いに行ったものです。